これで合格!!色彩検定3級編

こんにちは、こんばんは、AKデザインの円盤です。

今日は色彩検定1級を受ける準備を開始した記念に、色彩検定3級と色彩検定2級をすでに取得しているのですが、どうやって勉強したかを思い出すための備忘録です。

色彩検定1級は、年1回しかありません。

冬期にしか実施されないので、なかなか受験する気がなくなっていく試験でございます。

 

これ書いてる人の現在

2021年6月現在、色関係の資格は下記を保有しております。

  • 色彩検定3級
  • 色彩検定2級
  • カラーコーディネーター3級
  • カラーコーディネーター2級
  • 色彩士検定3級
  • 色彩士検定2級

まぁ同じような資格をよくこれだけ取りましたねって自分でも思います、はい。

3級と2級の勉強内容の違いって、その内容がどれだけマニアックになっていくかだけなんですよね。

重箱の隅をつまようじか針でつつくような感じになっていきます。はい。

ぶっちゃけ、この3種の資格は同じ内容をひたすら問うてくる感じです。

色彩士検定が混色とかあって、ちょっと実務的な感じでした。

 

今年は似顔絵検定やら仕事やらプログラミングが面白いやらで見ない振りをしてきた、色彩検定1級に挑戦しようと画策中です。

 

他に色関係の資格って何があるの?

公式サイトをまとめてみました。

色彩検定が一番メジャーな感じですが、他にも面白いのがあります。

 

■ 色彩検定

 

■ カラーコーディネーター

 

■ 色彩士検定(カラーマスター)

 

■ デジタル色彩士検定

 

■ ファッション色彩能力検定


http://www.fashion-edu.jp/cl/cl.html

 

■ 色と光の能力テスト TOCOL

 

■ カラーデザイン検定

 

■ 色彩福祉検定

 

■ 色彩活用ライフケアカラー検定

 

すごいです!たくさんありますね!

でも全部の資格は、人間が目で感じる色の話をしています!

 

しかし資格マニアを自負するわたくしとしては全部一通り受けて合否結果をここで報告するのが使命なのでしょうw

個人的にはTOCOLとファッション能力検定が興味があります。

カラーコーディネーターと色彩士(カラマス)については次回以降の記事でお伝えします。

 

試験日はいつ?

夏期は例年6月頃、冬期は11月頃にやっています。

年2回。

1級に関しては11月にしかやっていないので年1回だけになります。

検定費用やスケジュールは公式サイトのここに載っています。

 

色彩検定3級の勉強方法

では今回の本題に入ります。

実際に3級に合格した時の勉強方法をご紹介します。

 

1:公式テキストを購入する

2:公式テキストを最初から最後まで読む。

3:2番を5回ほど繰り返す。

4:5回繰り返した後、過去問題を探してきて解いてみる。

5:過去問題は2年分、合計4回分で十分なので、問題と解答を覚える。

6:4番と5番を3回ほど繰り返す。

 

では順番に解説していきます。

 

1:公式テキストを購入する

まずはこれをしないと始まりません。

可能な限り年度が離れていないものを買う方がいいです。

あまり昔すぎるものを買うと、直近で追加された問題に答えることができませんので。

 

公式以外で参考書はめっちゃたくさん出ています。

特に色彩検定は一番メジャーなのでAmazonとかで検索すれば、もうそれは色々たくさん出てきます。

ユーキャンの講座にも色彩検定の講座があります。

 

公式以外で買って良かったなと思う参考書は…

うーん…

なかったです。

これが正直な感想です。

このブログ、アフィリエイト全開パワーなのですが、普通はこれなんじゃない?とリンク貼りたいところなんですが、本当になかったんです。

確かにいくつか購入しましたが、結局3級でも2級でも公式テキスト以外使わなかったというw

無駄なものは紹介したくないので載せません!

強いて挙げるなら、「1回で合格!色彩検定3級 テキスト&問題集」です。過去問が載ってたから。

一応載せておきます。

暗記本が良い感じでまとめられてますが、結局は公式テキストで良いと思います。

 

ぶっちゃけ過去問だけの話なんですよねー。

色彩検定の過去問題もやっぱり公式が最強です。

ネット上の公式のはこんな感じで全く参考になりません。

この試験はわたくしは1回で受かってしまったため、皆さんにPDFをご提供できなくて心苦しい感じです。

ネット上で公開されておられるのは下記でしょうか。参考までに。

 

まぁ何が一番苦戦するかっていうと、色名を覚えることなんです。

3級はまだマシな方なのですが、それでも馴染みない色名を、試験問題に印刷されている色を当てるのは難しい限りです。

2級ではこれがもっとマニアックになっていく感じです。

 

カラーカードは必要?

はい、あの英単語覚えるやつみたいなやつの話です。

はい、一応わたくしも購入しました、これw

はい、一切使わなくても合格したので買わなくて良いです。

実技のある1級を目指す、実務として色のお仕事をしていくのであれば必要かと。

色彩検定3級、2級で、資格だけをとりあえず取得したい方には全く無用です。

 

ちなみにaとかbとかの違いはサイズだそうです。

色面積で印象が変わるからサイズが選べるってことなんでしょう。

 

2:公式テキストを最初から最後まで読む。

というわけで購入した公式テキストを何回も読み込みましょう。

最初から最後まで読むことが重要です。

特に面倒なのが最後の色の名前。

もう知ってないと無理なレベルの色の名前を要求してくるので、頑張って覚えましょう。

3級はまだ比較的メジャーな色なので大丈夫です。

2級からやばくなっていきます。

色当て問題では、スマホのアプリで色当て問題だけに特化したアプリが無料で落ちているので、移動時間とかでポチポチ遊び感覚でやってもいいかも。

(まぁRGBと印刷のCMYKで色が微妙に違ってズレたりするのですが)

 

3:2番を5回ほど繰り返す。

何十回も読みまくれとは言いません。

5回でいいので頑張って読んでください。

朝起きたら5ページ、夜寝る前に5ページ、そんな感じでもいいです。

 

ちなみにわたくしは仕事から戻った夜9時から寝落ちする0時まで、わんこと寝そべりながら読むを2週間ほど繰り返してジックリ読みました。

5回も読み込めば、ファッションモデルのおねーちゃんの服装の配色や、最後の色の名前もおぼろげに入ってきます。

これがファッションモデルのおねーちゃん問題です。

もう写真でそのまま決め打ちで答え選べるので、写真で覚えてしまいましょう!

この問題は手に入れた過去問題が最新であればあるほど、おねーちゃんの写真が使い回しされていて、速攻マークできて時間短縮にも繋がって非常に良い感じです。

  

4:過去問題を探してきて解いてみる。

というわけで公式テキストをバッチリ読み込んだら、過去問題を解いていきましょう!

さすがに内容がそこそこ頭に入っていると思うので、トーン配色とか色相環とかわかってくると思います。

 

色彩検定協会は、この協会独自の色相環を基準にしています。

なのでこの色相環や配色を丸覚えしてしまえばよいわけです。

ここで勉強した色の基準や考え方はカラーコーディネーターや色彩士カラマスでも使えます。

 

そして重要なことがもう一つ。

直近の過去問題は、そのまま次回以降の試験問題に使い回しされることが多い。

モデルのおねーちゃんの写真なんかはもう使い回し率がとても高いです。

なので過去問題をたくさん知っている方が答えそのまま選べばいいだけなので、有利なわけです。

 

5:過去問題は2年分、合計4回分で十分なので、問題と解答を覚える。

というわけで公式の過去問題を覚えるまでやりましょう。

ぶっちゃけ突き詰めると、過去問題だけやっておけばいいんじゃない?になっていくのですが、

色の考え方やら色見本やらを知るには公式テキストが必要になっていきます。

衛生管理者とかは過去問題だけ覚えるまでやっておけば、足切りクリアで合格間違いなしなんですがね!

 

6:4番と5番を3回ほど繰り返す。

というわけで公式テキスト読む>過去問題覚える>公式テキスト読むを繰り返せば、

もう立派な色の達人になっていて3級なんて楽勝なレベルになっているはずです。

 

というわけで1回で合格しました。

合計勉強時間は30~40時間でしょうか。

そこまで大変だった記憶はありません。

色の名前を当てるのがとても苦戦した記憶があります。

群青色とか特徴あるのは大丈夫なんですが、若竹色とか青磁色とか違いなんて最初わかりませんのでw

まぁ全部公式テキストの後ろにまとめて載ってるので頑張って見極めましょう!

 

結局いろいろ買っている自分に気が付く

まぁ一応webデザイナー崩れですので、あれやこれやと参考書を買っていくわけですよ。

それがHTMLやjavascriptのみならず、デザインやら色見本やら色々増えていくんです。

Amazonで中古で500円、新品でも1980円とかならすぐに買ってる印象です。

その中でも色関係で良い本はこちら。

この本は和名の色しか載っていませんが、その内容が非常に詳細で色見本まで載ってるので素晴らしいです。

3級ではここまでの内容は問われませんが、2級・1級と目指していくのであれば非常におすすめです。

 

グラフィック社繋がりで、デジタル色彩検定の参考書としていつのまにか購入していた本がこちら。

はい、いつもの南雲さんです。

デジタルハリウッド大学のプロフィールページ出てきたのでリンク貼っておきます。

この人の本にはかなりお世話になりましたし、なっています。

独学メインの人には、この人の本が先生代わりですね!

 

まとめ

というわけで色彩検定3級の話でした。

資格の難易度的にはそんなに難しくありません。

しかしノー勉強では厳しく、最後の色の名前当て問題は知っていなければ無理で、マークシートに全てを賭けてもかなり厳しい四択です。

合格率は70%くらいらしいので、デザイン系の資格のひとつとして取得してみてはいかがでしょうか?

履歴書に色彩検定3級と書いて、面接官にどんな印象かどうかですが

「へー、一応勉強してるんだね」

ってレベルです。

やはり2級、頑張って1級は取らないと、3級では面接時に破壊力が無く、面接官へのイマイチ感が拭えません。

3級は面接官からしたら価値がないと言ってしまっても良いかもしれません。

というわけで次回は、もうひとつ上の色彩検定2級の合格までの苦戦のお話を書きます。

ではまた!