こんにちは、こんばんは、AKデザインの円盤です。
本日はフリーランスや副業家としてお仕事を受けてみた気持ちと、そのフリーランスや副業してる人にお仕事を依頼してみてやり取りしてみた時の気持ち、その両者の意識のズレについてお話したいと思います。
書いてみたら案外面白そうな内容になったので、誰かの胸に止まればよいなと、自分と照らし合わせて読んでみてください!
それではいってみましょう!
まずはフリーランスさん、発注者さんの双方の考え方を説明します。
というわけで、簡単にまとめてみましたのがこちら。
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こうやって比較してみるとすでに矛盾している部分がたくさんあるように散見されます。
ではまずはフリーランスの言い分から説明していきます。
今回は、自分のWeb系やECサイト運営系のお仕事の経験則を元にお話していきます。
フリーランスから見た場合
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>誰かに雇われたくない
これは会社雇われだと、決まった時間お仕事の決まった給料になってしまうからです。そして上司や社長の命令は絶対です。これが耐えられない人から順番に、この「独立したい」思想に辿り着きますw
しかしこの思想が副業やフリーランスの始まる原点でもありますが、実はこれを開始すると、社長や上司の気持ちがわかるようになっていくから面白いです。
まぁ独立する=自分の会社の社長になる、ってことですからね!
自分が社長になって活動していくんだ!と決めた人はきっとすごい人です。どこまでも伸びていくと思います。
>副業としてお金を稼ぎたい
こちら様々な経済的事情から、本業のみでは生計が成り立たないから副業を始めるわけです。
今現在の日本の企業で副業OKの会社は、まぁほとんどありません。最初の雇用契約の段階で「自分は副業やりますテヘペロ」って言ったら、自分は手を抜いて御社の仕事します宣言なので、どこの社長がそれを雇うのでしょうかw
最初から副業OKの会社があれば、それはこの記事読んでる人には絶対に天国です。
意地でも食らいついていきましょう。
>時間を有意義に使いたい
はい、こちら会社に通うと通勤時間とか、社内の掃除とか挨拶とか、同僚との交流やら結構時間取られます。
これを無駄と断ずるか、これも有意義と捉えるかで分かれるところですが、通勤時間はコロナからのテレワークの流れで無駄な時間と認識されてきちゃった感じがします。
通勤時間中に考えを巡らせるとか遊びの時間にするとか、その辺の使い方は人それぞれですかね。
まぁこの通勤時間を使って副業なりでお仕事してお金になれば最高ですね。
>一人で仕事したい
一定数おられます。特にIT系の技術者さんやクリエータ系の人には多いような気がします。
いわゆるコミュニケーション能力が低い方です。
このような方は反比例して技術力が高い感じがします。
その技術力を武器にフリーランスとして活動するのは全然OKなのですが、後述の発注者さんとのやり取りで致命的な不安要素になります。
初回か2回目以降、お客さんからお声がかからなくなった、ということは、そういうことなんです。
>営業したくないでござる
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一人で仕事したいと同じです。
一人で仕事する=お客さんからお仕事をもらう、になります。
仕事をランサーズで見繕ったとしても、そのあとお客さんとやり取りせねばなりません。
これが実は一番大変だったりします。
後追い営業も重要です。
>お客様サポートもしたくないでござる
これも前述の営業したくないでござると同じです。
人と一切かかわらないお仕事を選べばよいですが、そのようなお仕事はこの世にはサバイバル生活しかないと考えていますw
エドのように生きましょう。
>自由に生きたい
自由に生きられるのは極めて突出した能力が高く、思想的にも身体的にも制約がない方のみです。
そんな人は範馬裕次郎くらいしか知りませんw
この思想はジュブナイル的な尾崎豊氏的な思考でしょうか。
自由の定義の個人差に寄って随分と話が変わりますが、今回はお仕事内容や時間の話のみで考えてください。
>自分の好きな仕事がしたい
はい、これもお仕事する人間にとっては永遠の悩みでしょうか。
お金を取るか、仕事の内容を取るか、同僚との人間関係を取るか。
お金を取ると人間関係が終わってる。同僚社内のライバル同士の争いに。
仕事の内容を取るとお金が伴わない。安い給料で生活が出来ない。
同僚との人間関係を取ると、仕事は辛い、お金も安い、しかし楽しく仕事が出来る。
3番目の人間関係を取って、副業でお金を足していくスタイルが流行でしょうか。心や精神の平穏が一番ですかね。
>テレワークしたい
これは時代が生んだ潮流ですね。
世間はコロナウィルスのおかげでテレワークししても良い時代になってしまいました。
コロナ前では考えられない発想です。グレートリセットです。
>お金を最大限もらいたい
これはフリーランスとしてお仕事を受けた結果、最大限の時給で最大限の収入を、と考えるのは当たり前です。
しかし技術や品質、納期が伴わないと、発注者さんはお金払いたくないのです。
後述します。
>依頼、全部指示、納期、品質は追加料金
これらは全てフリーランスの人の甘えです。
こんなんでええやろーって思うのは、思ってるのはフリーランスの側の甘えです。
実は発注者さんであるお客さんは、フリーランスさんのお仕事を社内ですごーくシビアに評価しています。
(全く見てない発注者さんもいますがw)
次回以降、お声がかからなかった場合は「あの人はダメだ」って発注者さん側で評価されています。
こうならないように、次回以降もお声が定期的にかかるように頑張らないといけないのです。
そしてもしお声が再びかかったなら、理由は関係なく絶対に断ってはいけないのです。
信用を獲得しているのですから。
そこから新たな道が開けていくわけです。その発注者の紹介で別のお客さんとか、良い評判はどんどん増えていきます!
実際フリーランスでお仕事をしてみて、お仕事がお仕事を呼ぶという状態になりました。
実にありがたい話でございます。
以上、こんな感じがフリーランス側の立場から見た考え方や思考パターンでした。
自分で書いていて耳が痛くて、胸も痛くて苦しくなります。
お仕事任せてくれているお客様に感謝です。
発注者から見た場合
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まさか自分が、発注者側の人間の立場になるとは夢にも思っていませんでしたw
会社組織の一員として、ランサーズやクラウドワークスの人達にお仕事を依頼する日が来るとはw
おいおい、その案件、その金額なら僕が受けるのにーって思いながら発注してました。してます。
その経験を元に説明していきます。
>安く仕上げたい
これが大前提にあります。
そもそも社外にお仕事を依頼するのには下記のような理由があります。
- 社内で作れる人材がいない
- 社内で作れる人材が他の業務をしていて、そっちが出来ない
- 社内で作るより、社外の人に頼む方が安い
このような理由から、社内の業務が社外に出てくるわけです。
フリーランスの人が気を付けるべきは2番と3番。
1番の場合はお客さんよくわかってないから、ある意味金額を騙せます。(騙さずに愚直に対応してください!あとでバレますきっと!)
しかし2番と3番は、この社内で作れる人材が見破ってきます。
相場やらその人の仕事やら納期や品質やら、それら見破った上でお仕事を外に出しているのです。
これが実はすごい怖いのです。
もちろん外注企業さんに頼む手もありますが、そこは品質納期はバッチリだけど、お値段がやはりそれなりになってしまいます。
発注者としては出来るだけ安い個人のフリーランスさんとかに依頼してみたくなるわけです。
そういう意味では利害が一致してます!
>人は雇いたくない
これはWeb担当の人を1名雇用して、その人に全部やってもらうという話です。
もちろん社内で解決できるようになるので、仕事のスピード感も出て非常に良い感じになります。
しかしそこまでの規模ではなく、スポットで対応してもらいたいわけです。費用の面からも見て人材雇用まではいかないわけです。
>社内に出来る人材がいない
いない場合は社外に任せるしかありません。
これは発注者として怖いのは、その依頼したフリーランスの人が本当に出来る作れる技術力を持った人かどうか、わからないところです。
もちろん相場もわからないので、フリーランスの人に金額やら騙される可能性もあるわけです。
さらにそのお仕事任せたフリーランスが最後までやらずにお金だけ取って逃げるケースがあります。
実際自分のお客さんで、フリーランスに任せたら途中で逃げた話を聞いています。
先払いしていたそうです。
これは発注者さんは最大限に気を付けるべき点です。
いきなりの直接契約や先払いは絶対にやめておきましょう。
>時間を有意義に使いたい
こちらは社内の人材を有効活用していきたい!という社長の願いです。
最小限の雇用時間で最大限の労働力を発揮してくれたら最高ですよね。まぁ実際にはそう上手くいきませんが、みんな頑張ってます!
働きアリの法則も理解する寛容さも経営者には必要なようです。
>作業が追いついていない
こちらは社内の出来る人材が、仕事が追い付いてない状況が生まれます。
他にも色々やってもらいたいのに、その人が手一杯で何もできなくなる状況が生まれます。
そんな時に社内を見渡すと他に任せられる人がいないので、外注さんに頼もうってなっていくわけです。
こんな時に外注さんと交渉やり取りする人は、もちろんこの手一杯の仕事を理解している人なんです。
この人がフリーランスさんの相手だと超厄介です。
必要以上に仕事の品質と納期を迫られると思います。
>利益を最大限にしたい、仕事をもっと効率良くしたい
前述のコストと社内の状況と同じ話になります。
>仕事をしてくれるなら勤務形態は何でもOK!! お金儲かるなら何でもやる!!
こちらフリーランスに対して、どのくらいの信用を社内でお持ちかに寄ります。
またはその依頼したフリーランスさんが誰かの知り合いとか、誰かの紹介ならスタート時点でとんでもないアドバンテージです。
逆にランサーズなどで、初めて依頼を出す受ける関係は、フリーランスも発注者も賭けに近い状態です。
しかし発注者側としては、フリーランスだろうが費用重視で見るので、仕事さえしてくれればどんな人でもいいのです。
(しかし何でもOKを認めていると後でひどい目に遭います。逢いました。)
>納期は最速でお願いします、品質も最高でお願いします
これは発注者さん側としては、当然納期も守るし品質もそれなりにすごいのを出してくれると信じています。
そしてそれは大して何も言わなくても勝手に作ってくれると思っています。
指示も簡単なものからスタートして、それを具体的な形にしてくれると信じています。
しかしいざ実際に発注者としてランサーズやクラウドワークスから発注してみると、まぁひどいわけでw
ポートフォリオの出来る出来る詐欺が横行しています。
10回ほど会社組織としてお仕事を外注さんにお任せしてみましたが、形になった・その後継続的にお仕事を任せられた人は1名のみでした。
これがフリーランス業界の現状です。
何でこうなってるのか?は後述します。
>こちらの指示を理解してください
こんな人ばかりでした。
運が悪かっただけでしょうか。いえ、そんなことはありません。
前述した通り、Web系の技術者さんはコミュニケーション能力が低い方が多い印象です。
何回も説明しますが理解してもらえません。
それどころか作ったものが異なってリテイクになると「指示が悪い、説明が悪い」と文句どころか追加料金を言ってきます。
こんな人に継続してお仕事任せたいと思えないのが発注者の気持ちなんです。
以上、発注者としてフリーランスの方と話した結果をまとめてみました。
これは両方の視点を経験しないと理解できない状況でした。
うんうんと頷く発注者さんがいてくれると思います。
なぜランサーズやクラウドワークスには良い人材がいない?
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これもここ1年、発注者としてフリーランスとして活動してきた自分が至った結論をまとめます。
- 良い人材は両サービスを早々に卒業して、直接契約して十分な収入を得ている
- そもそも良い人材の絶対数が少ない、吹き溜まりみたいになっていく
この二点でしょうか。
説明していきます。
>良い人材は早々に卒業
ランサーズの契約に「ランサーズを介さない直接契約は違反対象です」という感じの文言が書いてあると思います。
もちろんダメですよ、ランサーズを介してお仕事してください!
しかし発注者さんとフリーランスの人の仕事のやり取り回数が増えていくと、信頼関係が構築されていって、ある段階で
「あれ?これってランサーズに手数料払うなら、フリーランスさんにその分渡した方が良くね?w」
になっていきます。
至極当然の流れですね。
出会い系サイトで知り合って超仲良くなって、その後お付き合いまでしてるのに、その後も出会い系サイトを通じて手数料払ってまでそっちのメッセージでやり取りするか?って話と同じです。
出会い系サイトでもそうですが、良い人材は早々にサイトを卒業していきます。残った人材はバツイチ子持ちとか性格に難ありなどの人ばかりです。
この手の人材サービス系は、どうしてもこうなっていきます。
新規でやってきたポッと出の優しくてお金持ちの美人さんかイケメンに如何にして出会うかという話です。
この新規を如何にして捕まえるか、これがランサーズやクラウドワークスの世界で起きているわけです。
そりゃ10回発注して1回当たりなんですから、もうこの状態になっていると考えて良いです。
良い人材を紹介する認定ランサーもありますが、それをするとランサーズ運営に手数料を払う必要があります。成約のさらに10%上乗せだったかな?
そこまで払うと、もう外注の企業さんに頼める費用になっていると思います。はい。
しかしその1回の当たりの人は本当に当たりです。
全てにおいて丁寧で、納期もほぼ完璧で何回も救われています。
良い人材も確かにいるのです。
まとめ
長々と書いていきましたが、そろそろまとめます。
まずはフリーランスの立場としての自分はこんな感じの発注者さんを求めてます。
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何より、電話越しメール越しチャットワーク越しで、正確に丁寧に相手をしてくれる人が良いです。
そしてわからないことに対して質問しても、「前に言った」とか言わず、面倒臭がらずに応えてくれる人。
お金の請求も発注者さんから切り出してほしいのです。
フリーランス側としてはこれに尽きると思います。
もちろん費用もそれなりで継続してお仕事もらえたら最高です。
こんな方が何社か契約できたらフリーランスとして成功したと言えるでしょう。
信用・信頼を十分に得たと言えます。
素晴らしいです。
次に発注者の立場としての自分は、こんな感じのフリーランスさんを求めてます。
![](https://ak-design.work/wp-content/uploads/2021/09/20210904_002.jpg)
やはりフリーランス側の立場からと同じで、まずやり取りが正しくできること。
そして必ず返信をしてくれること。言葉使いも当たり前。
そして発注者側の最大の課題は
仕事を途中で止めて逃げ出す、納期を守らないフリーランスをどう対策するか
これにあります。
フリーランスさんの納期意識はやばいです。
副業でやってたらますます遅いです。
会社だったら会社全体の信用に関わって絶対に許されないのだけど、個人なので超緩いです。
必ず納期は厳守させましょう。
個人で甘えてる人が多いので、報酬費用を減らす対応も視野に入れましょう。
そして厳しくするとシンジ君のように自由を求めて逃げ出しますw
これを防ぐためにランサーズやクラウドワークスがあるわけです。
しかし騙されてはいけません。
仕事を最後まで完了しないとお金はフリーランスさんに振り込まれないのがランサーズさんなどの仕組みですが
フリーランスさんが途中で逃げ出した分の時間と機会損失、次の人材を探すまでの時間は補填されていませんw
結局は、発注者が色々と損をしているのが現実です。はい。
以上、長々と書きましたがフリーランスと発注者の両方の視点から見た、お仕事の依頼の現実でございました。
どっちも言い分があるのはわかりますが、今回書いていませんが悪い発注者ももちろんいます。
(何回も依頼内容をコロコロと変更してくるとか、費用をいつまでたっても払わない会社とかねw)
個人として会社と契約する場合は、この発注者が十分に信用できるとわかってからにしましょう!
何?んで、お前はどうやってフリーランスの仕事をしているのかだって?
もちろん案件は知り合いの紹介かそのさらに紹介のみです!最初から信用できる人を相手にするようにしています!
知らない人からは極力、出来るだけ受けないことにしています!はい!
ではまた!